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人間は失敗します...
誕生してから現在まで
一度も失敗をしたことがないっていう人は誰一人いません。
失敗とは選択の違いとも言えます。
(例)
価格と機能の問題でAとBで悩んでいて
Aを選んだけど...実際はCを選べばよかった...
似たようなこと一度くらいは経験していませんか?
住宅でも同じ事が言えます。
住宅一棟建てるのには
めちゃめちゃ選ぶことがたくさんあります。
でも、失敗のリスクを極力減らすことができれば
どうでしょうか?
わたしは新築現場で「やっちまった失敗した」と施主さんが言っているのを
何度か耳にしたことがあります。
この記事を書いているわたしもその1人です...
これから長い住宅ローンがはじまろうというのに
文句を言いたくなるような仕上がりのままで引き渡されても...
って思う家もありました。
わたしは大工ではないのですが
住宅に関係する仕事をしている職人です。
職人のわたしでも自分の家で見落してしまいました...
誰にでもできる小さなことを
やらなかったために失敗しました。


仮にハウスメーカーの担当者に相談していたとしましょう。
その担当者のアドバイスは
あなたにとって役に立つ情報でしょうか?
納得いく説明をしてもらえてますか?
クソの役にも立たない情報に時間を無駄に奪われていませんか?
無利益な時間の浪費をやめて
失敗しない家づくりのために
あなたの意志力をつかいましょう。
この記事では
家の土台となる土地についてを話します。

1 地盤
住みたい地域や空いている土地を探している段階なら
地盤のことも考えましょう。
また、建売住宅や中古住宅を考えている方にも
考えてほしいテーマです。
地盤の良し悪しを調べるだけで得をすることがあります。
なぜ経費を削減できるのか?
家を建てる前には必ず土地を調査をします。
表面の土から何メーターくらいの深さで岩盤にあたるか?
この調査により
地盤改良工事をやるかの判断基準ができます。(例)
二階建て住宅の一階部分の基礎部分の坪数を15坪とします。
15坪の基礎になる家の柱が立つ場所に
杭を岩盤にぶつかる深さまで打ち込みます。
この杭を打って地盤の強度を向上させる工事を
一般的に地盤改良工事とよびます。
地盤改良工事の施工法にもいろいろありますが
15坪で35カ所くらいの杭を岩盤まで打って
おおよそ120万円くらいと言われています。
打つ深さ数や工法
頼むメーカーや会社により金額は変わります。
平屋で30坪の地盤改良工事だったら
単純計算240万円ですが
土地を広く改良工事しますので
地盤の状況により大きく施工費が変わってきます。
大きく予算は確保しておいたほうが間違いないです。
現在は更地で以前家が建っていた土地だとしても
地盤調査の結果を見て
岩盤までの深さがあることや軟弱な地盤なら
地盤改良工事をやることをオススメします。
地盤調査の結果で
深さ1メートル以内くらいに岩盤があるようでしたら
地盤改良工事の必要がなくなり
150万円分の予算が他のことへ回せるようになります。

2 災害
土地選びの考えるポイントで災害があります。
山は土砂災害。
川の近くは過去の河川氾濫データを考慮したいです。
地域のハザードマップを参照にしてください。
戸建のメンテナンスなら【イエコマ】

土砂災害警戒区域・イエローゾーンとは?
土砂災害警戒区域のイエローゾーンは建築可能な土地です。
土砂災害警戒区域の土地購入を考えてるなら
住宅ローンの審査にも大きくかかわってきます。
土砂災害特別警戒区域レッドゾーンへの建築は
「フラット35」適用除外になりましたので
フラット35での住宅ローンを考えているかたは
土砂災害特別警戒区域外の土地を検討してください。
土砂災害警戒区域エリアは
国や県レベルでの見直しがされます。
土砂災害警戒区域イエローゾーンが
一部だけ土地にかかっていたと思っていたら
3年後に土地の全てがイエローゾーンになってしまった...
なんてことが実際にあります。
わたしの家です…(泣)
もし売却するときには申告しなければならいのです。
そうなれば買い手には不安もついてきますので
買い手に良いメリットがないかぎり
売りずらい物件になってしまいます。

まとめ
●地盤の良い土地は地盤改良工事費用がかからない。
●土砂災害警戒区域の土地を選ばない。
日本は地震や洪水災害が多い国です。
地盤や災害ばかり気にしてしまうと
自分の住みたいエリアを選べなくなってしまいます。
地盤改良費用を予算に入れて考え
災害には火災保険での補償を手厚くすることをオススメします。

序盤で書いた
「誰にでもできる小さなことを
やらなかったために失敗しました」
何をやらなくて失敗してしまったのか?
それは 【確認作業】 です。
打合せした内容がしっかりと反映されているか?
言ったからちゃんと直しているだろうと思い込むのは危険です。
人は失敗・間違え・忘れますので
しっかり確認しましょう。
失敗しない・失敗したくない家をつくるには
不安のないしっかりした土地があってこそ
スタートラインに立ったと言えるでしょう。


